マンションで犬は飼える?おすすめの犬種やお役立ちグッズをご紹介 2023/09/08 更新
今回は「かわいいワンちゃんと一緒に暮らしたい!でもマンションで飼えるの?」と気になっている方に向けて、マンションでの飼育に向いている犬種、鳴き声や抜け毛、匂いなどのトラブルを避けるためのポイントをお伝えします。抜け毛対策にもなる犬服やお留守番に活躍する家電など、Caluluで扱う便利なアイテムもセレクトしてご紹介します。
1.マンションで飼育するなら小型犬がおすすめ!お住まいの集合住宅のルールをよく確認しましょう
「マンションに住んでいるけれど、犬を飼いたい!」という方は、ワンちゃんをお迎えする前に、お住まいになっているマンションが「ペット可」物件かどうかを必ず確認しましょう。 とくにワンちゃんの場合、お散歩のための外出や鳴き声などで「ペット不可だけど、こっそり飼う」なんてことはできないもの。 もし、こっそり飼っていることがばれたら、ほかの住民の方とのトラブルやマンションを強制退去させられる……なんて困った事態にもなりかねません。
ちなみに、「ペット可」のマンションでも、どんなワンちゃんでも飼えるわけではありません。 とくにマンションの場合は、「小型犬」に限られていることが多いようです。 具体的に「体重は10キロまで」、「飼育できるのは1頭だけ(もしくは2頭まで)」など頭数が定められていることも。 細かい規約は物件によって違いますが、ワクチン接種証明書や写真の提出が必要な場合もあります。
マンションでの飼育に向いているのは、小型犬の「トイプードル」や「マルチーズ」など
小型犬の中でも「性格が穏やか」「抜け毛や体臭が少ない」「無駄吠えをしない」などの特徴をもつ犬種は、 マンションでも飼育しやすいと言えます。例えば、賢くて温厚、抜け毛が少ない「トイプードル」、 穏やかな性格の「マルチーズ」や「パグ」、人懐こい性格の「シーズー」、超小型犬で運動量が少なくてもすむ「チワワ」などです。
マンションでの飼育に向いてないのは?中型犬・大型犬は要注意!
残念ながら、中型犬や大型犬はマンションでの飼育には向いていません。 体の大きなワンちゃんは、マンションでの限られた居住スペースが窮屈だったり、鳴き声や足音が響いたりしやすいもの。 愛犬がのびのび暮らせることを優先してあげてくださいね。
一般的には、体重が10キロを超えると「中型犬」、25キロを超えると「大型犬」とみなされることが多いようです。
2.愛犬をマンションで飼育するときの注意点は?鳴き声や抜け毛など、トラブルをどう防ぐ?
それでは、実際にマンションで愛犬を飼育しはじめたら、どんなトラブルに注意したらいいのでしょうか。 起きやすいトラブルの原因と対処法についてお伝えしていきます。
鳴き声がうるさい
よくあるのが「犬が吠えてうるさい」というご近所の方からのクレーム。ベランダに人が近づくと吠える、遠吠えで鳴く、飼い主が留守のときにさみしがって鳴くなど、さまざまなパターンがあります。愛犬にとってはコミュニケーションの手段である鳴き声も、ご近所の方には騒音になりかねます。
対策としては、無駄吠えをしないようにしつけることが基本です。もし、鳴き声が激しい場合は、エサが足りない、遊び足りない、さみしがっている、興奮しているなどの飼育環境を見直して、原因を探ってみましょう。
共有スペースに抜け毛がある
お散歩に出かけるときに、愛犬の抜け毛がマンションの玄関や庭、エレベーターに散らばるのも困りもの。また、ペット用品をベランダに干すと、愛犬の抜け毛が近隣住宅の洗濯物についてしまうことも。
集合住宅には動物アレルギーの方、動物が苦手な方が住まわれていることもあります。抜け毛が共有スペースで散らからないように、ブラッシングはこまめに行いましょう。ただし、ベランダでのブラッシングは抜け毛が飛び散りやすいので避けてくださいね。
犬特有の匂いがする
ペットを飼っていると特有の匂いがします。これも、ペットを飼っていない方には不快に感じやすいもの。匂いの主な原因は、「排泄物」と「体臭」です。対策としては、排泄物の処理やシャンプーをこまめに行うのが基本。ペット専用の消臭アイテムや空気清浄機、オゾン発生器などの家電を活用するのもいいですね。
共有スペースに排泄物がある
匂いよりも不快感が強いのが、オシッコやウンチの排泄物です。玄関や廊下などに排泄しないようにしつけましょう。また、愛犬が間違って排泄しないよう、マンション内は愛犬を抱いて移動する、お散歩バッグを使用する、マナーベルトを装着するなどの方法もあります。ベランダなど、個人の住居スペースであっても排泄物を放置するのはマナー違反です。
とくに共有スペースでは、愛犬の存在が、ほかの住民の方に迷惑をかけたり、不快感をもたらしたりしないよう、十分注意しましょう。鳴き声や排泄は、しつけ教室や専門のドッグトレーナーから教わるのも効果的ですよ。
3.Caluluから「マンション飼育」に役立つアイテムをピックアップ!
次に、鳴き声や抜け毛、匂いなど、トラブル対策になるグッズ、さらに、愛犬のマンション飼育にあると便利なグッズをご紹介します!
さみしくて鳴く愛犬には、楽しいおもちゃを
飼い主が家を出るとさみしくて吠えてしまう、さみしがり屋の愛犬には、気を紛らわせるおもちゃを用意しましょう。「5分間忘れさせれば、寂しさからの鳴き声は軽減される」とも言われています。飼い主が外出してから、5分間、夢中になれるおもちゃがあるといいですね。また、おやつが有効な場合は、フルーツバイトやノーズトイなども試してみてください。
抜け毛対策には「犬服」が活躍
トラブルになりやすい「抜け毛」を軽減するには、「犬服」も便利です。愛犬が着脱しやすい犬服、見た目にもかわいらしい犬服をピックアップしました。
生後間もない子犬や超小型犬にぴったりなのが「Calulu Petit(カルルプチ)ボタン付きタンクトップ Petit」。面ファスナーのため、首元が広がり、愛犬に着せやすいのが魅力です。
Calulu Petit(カルルプチ)ボタン付きタンクトップ Petit
「LAURA ASHLEY(ローラアシュレイ)ドッグシャツ|全6色」は、抗菌・防臭加工を施し、季節を問わず着用できるドッグシャツです。 小型犬・中型犬・大型犬まで着れる12サイズ展開!
ご近所さんとの接触防止にも。マンション内の移動にはスリングやバッグがお役立ち
マンション内では、愛犬をスリングやバッグに入れて移動するのがマナー。ご近所の方が飼育しているワンちゃんや猫ちゃん、
エキゾチックアニマルとの接触防止にもなります。
「ONE OCTAVEのバイカラー キャリートート」は通気性のよいメッシュ生地。
「LAURA ASHLEY(ローラアシュレイ)スリング」は、小型犬にちょうどよいサイズです。
汚れ対策にペット用マットを
お部屋の床の汚れ防止のためにも、愛犬のくつろぎスペースの確保のためにも、汚れに強いワンちゃん専用のマットを用意してあげましょう。
「Calulu Petit( カルルプチ)オーガニックコットンブランケット」は、生後間もない子犬や超小型犬用でオーガニックコットン100%使用。爪がひっかかりにくいのがポイントです。
Calulu Petit( カルルプチ)オーガニックコットンブランケット
優しい色味で、環境にやさしいカチオン染料を使用した、ふわふわ、もこもこの柔らかいブランケットもおすすめです。
最近では、ペットと暮らすことを前提に、ペット用の足洗い場やリードフックなどがあらかじめ用意されている「ペット共生住宅」も登場しています。また、「ワンちゃんネコちゃんふれあい体験」など、愛犬と飼い主さんが一緒に楽しめる、さまざまなイベントを開催しているマンションもあります。
お住まいのマンションのルールをよく確認して、愛犬をお家にお迎えしましょう。Caluluが扱うかわいい犬服や便利なアイテムもぜひチェックしてくださいね。
しおせ犬猫病院 塩瀬 将之 院長
2000年に日本獣医畜産大学(現:日本獣医生命科学大学)を卒業後20年以上に渡り獣医として活躍中。
2009年5月に神奈川県横浜市に『しおせ犬猫病院』を開院後は、自身も動物を飼っていることから、動物たちを愛する飼い主として、飼い主さんの立場に立ち動物に寄り添った診療をされています。